ペットの遺骨はどのように保管するべき?火葬後の供養方法
家族同然に過ごした大切なペットが亡くなって、霊園やペット専用の葬儀社で火葬してもらう方が増えています。かけがえのないペットだからこそ丁寧に供養したいところですが、遺骨はどのように保管していますか?今回は、ペットの火葬後の供養方法や供養にかかる費用について詳しくご紹介していきます。
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ペットの供養方法は主に3つ
ペットが亡くなり火葬した後、遺骨を供養する方法は主に「自宅供養」「埋骨」「納骨」の3つになります。ここで、それぞれ詳しく見ていくことにしましょう。
しばらくは自宅で供養
ペットの遺骨は、自宅で手元供養することができます。手元供養とは、名前の通り、遺骨を自宅など手元に置いて供養することを言います。火葬された後のお骨を自宅で保管することです。
当社で行ったアンケートでは将来的にはまだ分からないがしばらくは自宅で供養するとお答えが約60%でした。
お気持ちが落ち着いた時、数年後に散骨、樹木葬、プランター葬などで土に返すことを決断されるのだと思います。
それぞれの生活や環境に合わせてペットを供養してあげましょう。
自宅の庭などに埋骨
自宅にペット供養する場所を作れないけれど、ずっと身近に感じていたい…。そういう場合には、ペットの遺骨をお墓や自宅の庭に埋葬する選択肢もあります。ペット用のお墓を準備してお参りするのも良いですが、あまり費用をかけられない場合には、自宅の庭などに埋骨してあげましょう。自宅に埋葬できる場所があれば、手元供養と同じように供養することができます。
しかし、自宅で埋葬する場合、賃貸住宅や引越の予定がある時は注意が必要です。遺骨を埋めたままにして引っ越してしまうと、次の住人に迷惑をかける可能性があるからです。また、掘り返されてゴミとして処分されることも考えられます。後々のことを考えて埋葬するようにしてください。
ペット霊園や納骨堂に納骨
大切なペットをきちんと供養してあげたいのであれば、ペット可の霊園や納骨堂に納骨を考えてみましょう。ペット専用の霊園もありますが、ペット用の合祀墓を持つ霊園や人間と一緒のお墓に納骨するところもあります。納骨堂の場合は利用可能年数が決まっていて、年数が経過すると合祀して永代供養するところがほとんどです。
ただし、納骨すると丁寧に供養してもらえる分、費用がかかります。その点も踏まえて、検討してみてください。
ペットと一緒に入れるお墓
最近ではペットも一緒に入れるお墓が増えてきています。お調べになってみるのもいいと思います。
ペットの供養にかかる費用
方法によって費用も様々ですが、あくまで目安として以下が一般的な相場になります。
・自宅供養
仏壇 |
3,000円~数十万円 |
仏具セット |
数千円~ |
骨壺カバー |
1,000円~ |
遺骨アクセサリー |
3,000円~30,000円が中心 |
モニュメント・フォトフレーム |
数千円~10,000円が中心 |
・埋葬
自宅等所有地に埋葬 |
無料 (墓石を購入すれば10,000円~50,000円) |
合同墓地・合祀墓 |
3,000円~10,000円が中心 |
個別墓地 |
初期費用:10万円以上 管理費:年間3,000円~10,000円 |
・納骨
納骨堂(屋内施設での個別管理) |
初期費用:10,000円~数万円 管理費:年間10,000円~20,000円 |
最後に
ペットの供養方法はいろいろありますが、お住まいの地域や個人の価値観によっても変わってきます。ペットとはいえ我が子同然に愛した子です。
いつかは土に返すとお考えでも、今は手元に置いてあげたいと思われるのは当然だと思います。遺骨を自宅に置くことはそんなに悪いことではありませんし魂がいつまでも成仏できないということもないと思います。私自身、2匹の愛犬の遺骨が手元にあります。今年で7回忌になるので、7回忌の法要を霊苑にお願いし、少しだけ手元に残し土に返そうかと思えてきています。
時間と共に自然とそう思える日が来るものなのかも知れません。
今回の記事を参考にして、大切なペットをしっかりと供養してあげてください。
家族を想う、祈りのカタチ|メモリアアレカ
ご家族を身近に感じ供養することでグリーフケアに繋がればと思います。
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