骨壷の持ち運び、移動方法は?包むものやパターン別の注意点を解説します
火葬や葬儀が終わった後など骨壷を持って移動する時、どのように持ち運びすればいいんだろう…と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。特に公共機関を利用する場合はどのような点に配慮すべきか悩んでしまう方もいらっしゃると思います。そこでこの記事では、骨壷を持ち運ぶ際に必要なものや持ち運びの注意点などについて解説していきたいと思います。
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骨壷は持ち歩いてもいいの?
骨壷は持ち歩いてもいいのか不安に思う方もいるかもしれませんが、宗教的にも法律的にも何ら問題はありません。むしろ故人の遺骨を持ち運ぶことで一緒にいられるという安心感を抱く方も多くいます。
骨壷の持ち運びに必要なものは?
骨壷を持ち運ぶ際、包んだり入れたりするのに適したものをご紹介します。
【風呂敷】
昔から骨壷を持ち運ぶ際に利用されているのが風呂敷です。使わない時はコンパクトに折りたためるので便利な反面、形状がわかりやすいというデメリットもあります。
【専用バッグ】
骨壷の持ち運び専用のバッグもあります。いろいろなサイズがあるので、骨壷の大きさに合わせて選びましょう。葬儀社やインターネットで購入できます。
【大きめの保冷バッグ】
アウトドアなどで使用する大きめの保冷バッグを使う方もいます。さまざまなデザイン・サイズがあるので周囲からわかりにくいという利点がありますが、中にはこのような方法で持ち運ぶことに対して抵抗があるという方もいるかもしれません。
骨壷を持ち運ぶ際の注意点
骨壷を持ち運ぶ際の注意点を、シーン別にご紹介します。
骨壷を車で持ち運ぶ場合
自家用車やタクシーで骨壷を持ち運ぶ場合、喪主もしくは親族が抱きかかえて運ぶのが一般的です。もし同乗者がおらず一人で運ぶ場合は、動かないようにシートベルト等でしっかりと固定しましょう。急ブレーキなどで骨壷が落下しないよう、運転には細心の注意を払うことも大切です。
骨壷を公共交通機関で持ち運ぶ場合
電車や新幹線、バスで骨壷を運ぶ場合は、他の乗客に配慮して運ぶことが大切です。風呂敷に包むか専用バッグに入れ、ぶつけたりしないように慎重に運ぶようにしましょう。
骨壷を飛行機で持ち運ぶ場合
飛行機を利用する場合は、航空会社によって持ち運びのルールが異なる場合があるので、事前に問い合わせておくと安心です。また、念のため火葬許可証などの書類も準備しておくといいでしょう。
骨壷は宅配便で送ることはできる?
事情があってどうしても骨壷を運ぶことができない場合、宅配便で送ることを考える方もいるでしょう。しかし、多くの会社では遺骨を送ることができない決まりになっているため、引き受けてもらうことができません。ただし、国内であれば「ゆうパック」を利用すれば、遺骨を送ることができます。霊園やお寺の中には郵送での遺骨の引き取りをしていないところもあるので、お寺などに送る場合は事前に確認が必要です。
もしゆうパック利用する場合は、輸送の衝撃で骨壷が破損することがないよう、緩衝材などを使ってしっかりと梱包しましょう。自分で梱包するのが難しい場合は、遺骨の梱包キットなどを利用することをおすすめします。
骨壷を持ち運ぶ時は事前に方法について検討しましょう
骨壷の持ち運びで最も一般的なのは、風呂敷に包んで運ぶ方法です。最近は専用バッグも販売されているので、周囲から気付かれにくい方法を選びたいという方はバッグの利用を検討してみると良いでしょう。
近年は核家族化や高齢化などによって墓じまいする方も増えており、遺骨を持ち運ぶ機会も以前と比べると多くなっているかもしれません。遺骨はとても大切なものなのです。持ち運びにはさまざまな配慮が必要になるので、事前に方法について検討しておくことをおすすめします。
家族を想う、祈りのカタチ|メモリアアレカ
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