死産した赤ちゃんを手元供養する方法は?必要なものや手順を紹介
死産によってお子様を亡くされるのは、とても辛くて悲しいことです。赤ちゃんを見たり泣き声を聞いたりするのも辛い…という方も多いのではないでしょうか。この記事では、赤ちゃんを手元供養するための方法をご紹介します。心を少しでも落ち着け、前に進むためのきっかけが欲しいとお考えの方や、赤ちゃんの存在を近くに感じたいと思う方の助けになるかもしれないので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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手元供養とは?
手元供養とは、遺骨またはその一部、写真などの形見を身近で保管することができる、新しい供養の形です。お墓問題を抱えている方や、スペースの問題でご自宅に仏壇を置けないという方はもちろん、故人の存在を近くに感じたいとお考えの方にもおすすめの方法です。手元供養用品は、小さな骨壷やアクセサリーなど、持ち運びのしやすいものや温かみのあるデザインのものであることが多いです。
遺骨はお墓に入れなくても問題ない
遺骨はお墓に入れなくても問題ありません。ご家族が一番納得できる形で保管することが大切です。昔は亡くなった方の遺骨はお墓へ入れることが一般的でした。既にご家族のお墓がある場合には、そこに埋葬することでご先祖様に赤ちゃんを見守ってもらうことができるとも考えられますが、お墓で供養すると赤ちゃんの存在を遠く感じてしまうと悩まれる方も多いようです。
死産した赤ちゃんを手元供養するメリットとデメリットは?
ここでは死産した赤ちゃんを手元供養することの、メリットとデメリットをお伝えします。
手元供養のメリット
手元供養のメリットは、亡くなった赤ちゃんをいつでも身近に感じることができることです。近くで見守ってくれているため、どこか安心感も感じられるのではないでしょうか。まだお墓を持っていない、またお墓やお仏壇を購入することと比べると、費用を大きく抑えることができる点や、集合住宅にお住まいで限られたスペースでの供養を考えられている方にもおすすめの方法です。
また住居が変わったり、生活環境に変化があるケースもあります。そのような場合にも手元供養用品はコンパクトであるケースが多いので、一緒に連れて行くことが可能です。
手元供養のデメリット
手元供養という方法は、新しい雇用の形であり完全には世に浸透していない側面もあるため、ご家族の理解を得られない可能性があります。
ですが死産などの場合はお葬式をあげることも少ないため、お墓に入れることはなかなか困難な場合も多いと思います。
ご自身がなぜ手元供養をしたいかというお考えをしっかり伝えて、じっくり話し合ってみてください。
とてもとても少ない量のご遺骨です。いつか自分と共に、または節目の際にお墓に入れてあげることでご家族のご理解を得られればと思います。
死産した赤ちゃんを手元供養するにはどのような方法がある?
ここでは死産した赤ちゃんを、手元供養するための方法をご紹介します。
ミニ骨壷
遺灰や遺骨の一部を、ミニ骨壷に入れておく方法があります。ミニ骨壷は比較的安価なものから用意されており、素材やデザイン性の幅も広いです。お部屋の雰囲気にしっかりと馴染んでくれるものが見つかるでしょう。
ミニ仏壇
スペースは限られているけれど仏壇を置いて供養したいとお考えの方は、ミニ仏壇を置くことを検討してもいいかもしれません。モダンでおしゃれな形のものや、昔ながらのデザインのものなど幅広い種類があり、さまざまな生活スタイルや家の雰囲気に馴染んでくれるでしょう。
アクセサリーにして身に着ける
遺灰や遺骨をアクセサリーにして身に付けることで、自宅にいる間だけではなく外出先でも赤ちゃんを身近に感じることができます。ペンダントタイプのものやブレスレットタイプのもの、数珠の中に遺骨を収めることができるものまで、デザインはさまざまです。
オブジェに納める
家に来たお客さんやお友達に、遺骨が入っていることを気付かれたくない場合におすすめなのが、オブジェに納める方法です。ぬいぐるみタイプのものやインテリア小物風のもの、遺骨を加工して陶器のグッズを作れる場合もあります。誰にも気付かれず赤ちゃんの存在を身近に感じていられるでしょう。
死産した赤ちゃんの供養はよく考えて行う
これまでご紹介してきたように、なくなってしまった赤ちゃんの供養の方法はさまさまで、多くの選択肢があります。赤ちゃんを死産してしまったばかりでは、なかなか供養のことや先のことを考えられない場合もあるでしょう。赤ちゃんの供養は早く行えば良いと言うものではありません。まずはご自身の大切な体と心をゆっくり休めて、周りの方ともよく話し合ったうえで供養の形を決めてください。
まとめ
いかがでしたか。この記事では赤ちゃんを手元供養するための方法をご紹介しました。死産を経験した苦しみは、他者と分かち合おうとしてもなかなか難しいものですよね。ゆっくりと過ごしながら、少しずつでも前に進めるように心がけてみてください。手元供養を行うことで、赤ちゃんの存在を身近に感じ、安心感を得ることができるかもしれませんよ。
家族を想う、祈りのカタチ|メモリアアレカ
ご家族を身近に感じ供養することでグリーフケアに繋がればと思います。
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