手元供養した後、遺骨の最も適した置き場所とは
故人を供養する方法が多種に渡るようになった現代において、分骨し、自宅で供養する方も増えていますが、
- 遺骨を自宅で保管するのに、正しい方法がわからない
- そもそも遺骨をお墓へ入れずに自宅で保管して良いのかがわからない
- 手元供養にする際、手続きの仕方がわからない
こういったことで悩んでいる方も多いようです。
今回は手元供養した後、遺骨の最も適した置き場所とはどこなのかについてお話していきます。遺骨を手元供養にしようとお考えの方は、ぜひこの記事に一度目を通しておいて下さいね。
この記事を読むための時間:3分
お家に遺骨を置いておくことは可能?
故人の遺骨を分骨し、自宅で保管することが法令的にも、宗教的にも良くないと考えている方も多いようですが、そのようなことはありません。総本山と自宅やお墓で分骨するようになっている宗教も実際に存在します。分骨や手元供養はほとんどの場合において可能であり、故人との別れが辛く、心の整理が付かない場合などは、このような方法を取るのも1つの方法です。
分骨した遺骨を保管する方法
分骨した遺骨を自宅で保管する場合の方法として
- 骨壷に入れて保管する
- 粉骨し、アクセサリーに入れて持ち歩く
こういった方法がよく使われます。骨壷に関してはサイズやデザインなどがいろいろとあり、分骨用に小さく作られたものや、悲しみが少しでも癒えるように可愛らしいデザインをしたものもあります。また、最近では故人をもっと近くで感じていたいとの理由から粉骨した遺骨の一部をアクセサリーに入れて持ち歩く方も多いようです。
お墓に入れて管理するのが当たり前だった時代から、いろいろな方法が取られるようになった現代へと、遺骨の管理方法は少しずつ変化し始めています。
手元供養に適した場所とは
「実際、分骨した遺骨をどこに保管すればよいのだろうか」と、悩まれる方も多いようですが、手元供養に最も適した保管場所として
- 仏間
- 風通しがよく直射日光が避けられる場所
この2か所が挙げられます。その理由について、詳しく解説していきます。
仏間
仏間があれば、遺骨はそこで保管するのが一番良いでしょう。四十九日前など、全骨保管する時期においては骨壷が大きくなるため、専用の台座を設置しましょう。四十九日が過ぎ、分骨した骨を仏間で保管する場合は遺骨を収納できる仏壇も販売されているので、狭いスペースでの保管になる場合は利用を検討することをおすすめします。
風通しがよく直射日光が避けられる場所
遺骨を自宅で保管する場合に特に注意しなければならないのがカビ対策。風通しが悪く、湿気の多い場所で保管してしまっては、遺骨にカビが発生してしまう場合があります。直射日光の当たらない、風通しの良い場所で保管することを心掛けてください。
遺骨を自宅に置く時の注意点
遺骨を手元供養にする際は、まず家族や親戚としっかり相談してから行うようにしてください。「遺骨を分けて保管する」「遺骨をお墓に入れずに自宅に置いておく」など、このことに関して抵抗感を覚える方も中にはいます。同意を得られずに進めてしまった場合、親族同士のトラブルにも発展しかねません。故人が安らかに眠れるようにするためにも、できるだけ話し合った中でことを進めるようにしてください。
まとめ
「遺骨を自宅に保管する」「五体を分けて、分骨して保管する」このことに対して故人に対する罪悪感を持つ方や、法令的に、宗教的にどうなのかと考える方がまだまだ多いようですが、決してそのようなことはありません。故人と今後もより近い間柄で共に過ごしていきたいのであれば、分骨し、手元供養することはとても良い方法なので、積極的に実施を検討してみて下さい。
但し、家族や親族の中にも遺骨の保管方法や置き場所に関して、いろいろな考えを持っている方もいらっしゃるので、必ず話し合いの中で行うようにしてくださいね。
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