信楽焼に練り込む粉骨 専用炉で制作させて頂くブレスレット まもり珠
NHK連続ドラマ「スカーレット」の舞台となった滋賀県の南端に位置する甲賀市・信楽。
信楽は日本六個古窯に数えられる焼物の産地。
一般的に「信楽焼」と呼ばれる焼き物は、鎌倉時代に始まったと言われ、初期は種壺や水瓶などが多く作られていましたが、江戸時代には茶壷などの大物陶器が主流に。
18世紀以降は食器や神仏具などの小物が作られるようになったそうです。
土に恵まれ、発展した信楽焼は、花崗岩が降起してできた土地。
花崗岩に含まれる長石は風化すると粘土鉱物に変化し、それが砂と混ざり合い粘土となります。
そんな信楽焼でつくる「まもり珠」をご紹介させてください。
お預かりしたご遺骨を土と練り込み焼き上げた珠玉です。
ご遺骨そのものを混ぜん込んで作り上げる珠玉をブレスレットにしてお届けします。
お預かりするご遺骨は、ビー玉2~3個分程度の量です。
ご遺骨を粉骨させて頂き、分量を細かく測りながら、焼き物の原料となる陶土と共に、
空気が入らないよう丁寧に練り合わせて制作しています。
まもり珠ひとつひとつを計量し、穴を開け、乾燥させてまた形成、穴の補正を行います。
仕上がったまもり珠25個。
8時間半、お客様だけのまもり珠専用炉で焼き上げていきます。
素焼き後は研磨、微調整を行い釉薬をつけていくのですが、穴に釉薬が入らないよう棒にさして乾燥させていきます。
この段階でお客様にご指定頂いたお色に向けて仕上げが始まります。
まもり珠は8色、その他貫入という冷めたときにひびが入ったような模様が入るシリーズに3色、計11色がございます。
その後吊るし焼で本焼きを16時間半行います。
同じく冷却も16時間半以上の冷却時間を置いたあと、やっと窯を開けて取りだせます。
この段階で、衝撃にも強いしっかりとした珠玉が25個完成するのです。
完成した珠玉をお客様のサイズに合わせオペロンゴムに通しブレスレットを作ります。
お届けの際はクリスタルも入れさせて頂いております。
お客様のサイズにより、3~5個の予備珠が出来ますのでブレスレットと共にお届けしております。
こちらはホワイトの珠玉で制作させて頂きました。
予備玉をペンダントにしたり、念珠に通したりと、お客様のお好みにいかようにもリメイクが出来、家族でシャア出来るのがまもり珠の特徴です。
今はアクササリーパーツも豊富に購入でき、オペロンゴムやアクセサリー用ワイヤーで簡単にアレンジが出来ます。
先日は予備玉を使って、娘さんお二人にもブレスレットを作りましたと下記のお写真をお送り頂きました。(左)
左はボルドー色がまもり珠です。右はブラックがまもり珠です。
将来的に、ペンダントトップにしたり、念珠につけたり、イヤリングにしたり、お守り袋に入れて保管したり・・・・
まずはシンプルな念珠ブレスレットにして、予備珠と予備のオペロンゴムをお付けしてお届けいたしますが、如何様にもリメイクを重ねることが出来るまもり珠です。
家族を想う、祈りのカタチ|メモリアアレカ
ご家族を身近に感じ供養することでグリーフケアに繋がればと思います。
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